「財産引継ぎ」と預貯金・年金等の確認(財産目録の作成②)
財産目録を作成する前提として、まずはご本人の通帳や不動産権利証などを、それらを管理している人から引渡しを受ける必要があります。 ご本人(成年被後見人)が管理している場合はご本人から、親族が管理している場合は親族から引継ぐことになります。 紛失等に... 続きを読む
財産目録を作成する前提として、まずはご本人の通帳や不動産権利証などを、それらを管理している人から引渡しを受ける必要があります。 ご本人(成年被後見人)が管理している場合はご本人から、親族が管理している場合は親族から引継ぐことになります。 紛失等に... 続きを読む
成年後見人は、ご本人の「法定代理人」として、財産管理に関する広範で包括的な代理権を有しているので、ご本人の意思に沿った形で権限を行使する限り、どのような管理処分を行うかはその裁量に任されています。 しかし、自宅である「居住用不動産の処分」に関しては、その権限行... 続きを読む
後見人は、家庭裁判所が正当な事由があると認めた場合にしか辞任することができません。 これは、成年後見制度が判断能力が不十分な人の権利を擁護するための制度であって、もし、自由に辞任ができるとしたら、ご本人の利益を侵害する恐れがあるからです。 &nb... 続きを読む
病気となったご本人(成年被後見人・被保佐人・被補助人)の病状が悪化してから亡くなるまでの期間は、数日のこともあれば1ヶ月以上のこともあります。 「容態急変によって死亡した場合」や「(親族が)遠方に住んでいたため間に合わなかった」、その他さまざまな... 続きを読む
成年後見の終了原因には、 「ご本人が後見を必要としない状態になる場合(絶対的終了原因)」と、 「後見そのものは終了せず、後見人の交替が生じる場合(相対的終了原因)」、 大きく分けて、この2つの原因があります。 終了原因の多くはご本人の「死亡」とな... 続きを読む
身上監護は後見人の重要な仕事です。 身上監護とは、本人の精神・身体の状態や生活の状況全般を把握し、本人の思いを尊重しながら、本人がその人らしい生活を送ることができるように、生活の質に配慮し、医療・介護・福祉等の生活全般の手配や契約を行うことです。... 続きを読む
医療は生命や身体にかかわる重大な事柄です。 どのような医療を受けたいか、あるいは受けたくないかということについては、人それぞれに考え方が異なり、個人的な性格の強い事柄です。 従い、後見人がご本人の医療行為に関わる際は、ご本人にとって最善の利益を考... 続きを読む
後見人には医療行為についての同意権はありませんが、医療に関することで、できることもあります。 まず、「医療契約や入院契約」、「リネンや病衣のリース契約」について、後見人は法定代理人として契約を締結することができ、 その結果、これら「入院費や医療費... 続きを読む
成年後見に関する登記の制度は、後見人の権限や任意後見契約の内容などをコンピューターシステムによって登記し、登記官が登記事項を証明した登記事項証明書を発行することによって、登記情報を開示する制度です。 後見登記の手続きと登記事項証明... 続きを読む
ご本人の病状が悪化したり危篤状態になったりしたときは、親族に連絡をとり、次のことを伝えます(確認します)。 ご本人の容態や入院先の病院等の情報を知らせる。 ご本人の状況を伝え、もしもの際は親族にて葬儀等をしてもらえるのか。 その際の葬儀や納骨等... 続きを読む