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市民後見人とは

カテゴリー : 頼れる親族がいない

 

市民後見人とは、親族による後見人でもなく、司法書士や弁護士などの専門職による後見人でもない、ご本人と全く関係の無い方による後見人のことです。

市民後見人は、市区町村等が実施する養成研修を受講するなどして、必要な知識を得た一般市民の方が、家庭裁判所が選任されることによって、成年後見人になることができます。

市民後見人は、ご本人と同じ地域で生活している市民であるため(地域の情報についてよく把握しているため)、きめ細やかな身上監護を行えるという点で強みがあると言えます。

また、市民後見人は、社会貢献的な性質を有しているため、基本的には報酬付与の審判申立ては行わないことを前提としていることにも特徴があります。