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認知症の種類(アルツハイマー型、他3種類)

カテゴリー : 親が認知症のとき

 

認知症の中でもっとも多い種類は「認知症」です。

原因は不明ですが、脳細胞にはβ(ベータ)アミロイドが沈着することが原因ではないかと有力視されています。

その経過は、前期・中期・後期と、ほぼ3段階に分けることができます。

 

レビー小体型認知症

アルツハイマー型認知症に次いで多い認知症です。

具体的で繰り返される幻視、パーキンソン病状、意識の清明さの変動が特徴です。

 

前頭側頭型認知症(ピック病)

前頭葉・側頭葉が変性・萎縮する認知症で、50~60歳代という比較的若い時期に発症します。

記憶障害が明らかになる前に、機転がきがず、周囲に無関心になるというような性格変化が生じ、周囲の思惑を無視し、礼節や他者への配慮を欠いた無遠慮な言動がみられるようになります。

集中力の低下、同じ行動を繰り返す、ゆっくり進行する失語、滞読言語などがみられます。

 

【血管性認知症】
障害された部位によって病状は異なり、めまい、しびれ、言語障害、知的能力の低下等にはムラがあります。

また、記憶力の低下が強いわりには判断力や理解力などが相対的によく保たれている場合があり、「まだら認知症」と呼ばれます。